各地方には様々な郷土料理が存在しています。
おっきいりこみとほうとうも、人気の郷土料理。
でも、その地域に住んでいない人たちにとっては、
まったく馴染みもなく、このふたつは何が違うの?
中身は同じだけど、言い方が違うだけなの?なんて
モヤモヤとした感覚を覚えている人も多いのではないでしょうか。
「おっきりこみ」って??
おっきりこみとは、群馬県を中心とした郷土料理。
原材料は小麦粉。
味付けは、醤油・味噌が一般的。
生麺を下茹でせずに、そのまま調理するので、汁にはとろみがついている。
具材には、きのこ、根菜等の野菜が多く用いられる。
「ほうとう」って??
ほうとうは、山梨県を中心とした郷土料理。
原材料は小麦粉。
味付けは味噌が一般的。
おっきりこみ同様、下茹でしないので、汁にはとろみがある。
おっきりこみ同様、具材には、きのこ、根菜等の野菜が多く用いられる。
ずばり「おっきりこみ」と「ほうとう」の違いは??
おっきりこみとほうとうの違いを簡単に言うと、
具材にかぼちゃがあるかないか。
食べたことのない人にとっては、
「え!それだけ??」なんて思う方もいると思いますが、
かぼちゃが入るのと入らないのとでは、通に言わせると違うようです。
かぼちゃが入ることで、甘みが出て、美味しいんだそう。
その地域に生まれ、小さな時から食べていたら、かぼちゃのあるなしは、
大きな違いに感じるのかもしれませんね。
ちなみに「うどん」との違いは?
小麦粉をこねて作った麺なら、うどんじゃないの?って思うかもしれませんが、
おっきりこみとほうとうは、塩を入れません。
うどんには、塩が入ります。
おっきりこみやほうとうは、すいとんに近いような味です。
まとめ
いかがでしたか?
郷土料理なので、どこの地域でも食べられるわけではありませんが、どこかで食べる機会があったら、ぜひ食べてみてください。粉もの好きの人なら、ハマってしまうかも!?