引越しをしたら、まずご近所さんへの挨拶が必要ですね。
単身赴任や学生生活などではなく、一戸建てやファミリー向けマンションなど、
今後長く住むことになるであろう場合には、やはりご近所付き合いは、うまくしていきたいものです。初めて顔合わせをする最初の引越し時の挨拶は、非常に大切なものになります。
引越しの挨拶の時、まさか手ぶらで行くわけにもいきませんから、手みやげを用意しなければなりません。この時に渡す粗品は、一体どういうものがいいのでしょうか?
ここからは、私個人の体験や考えになりますので、さらりと読んでいただければと思います。
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一般的によく送られている引越し挨拶時の粗品は?
こういったものは、何事も無難なもので攻める方が安心です。たとえば、イカの燻製なんかを送ったら、名前を覚えてもらうより先に「いかの燻製の家の人が~」などと、言われてしまっても困りますからね。^^
私が、引越しの挨拶の時に頂いたもので圧倒的に多いのが、定番と言われているタオル・お菓子でした。やっぱり、みなさん無難なものを贈ることが多いようです。
タオルはフェイルタオルのサイズがほとんどでした。お菓子は、おせんべいやゼリーもいただきましたが、焼き菓子が一番多かったです。スタバのドリップコーヒーをいただいたことも。
なかには、ファスナー付ビニール袋とラップのセットという消耗品を贈られる方もいました。何もおかしなものではないのですが、他と比べてしまうとやはり目立つ印象は受けました。もちろん、普段使うものなので、ありがたく使わせていただきましたけどね。
もらって嬉しかったものは?
あくまで私個人の感想になりますが、ズバリお菓子です。
「うれしい」と絞ればの話です。開けた瞬間、わ~!とすぐに食べられるからです。w
もちろん、タオルもある意味消耗品なので、とっても嬉しいです。けれど、いただいた瞬間の感動のMAXのようなものは、お菓子の方が強かったですね。w
あと、お菓子は食べればなくなるので、邪魔にもならないのがいいです。
これは、男子・女子でも違いがあるかもしれません。
たくさんタオルをいただきましたが、柄の好みは人それぞれですよね。そういったものを贈る場合、やはり無地のものやストライプなど、シンプルなものを選ぶのは基本だと思いますが、今治タオルや無印良品など、誰もが知っているちょっとしたブランドやお店のものだと、柄が少々好みでない場合でも、なんだか嬉しいものです。
たとえば、しま●らとかで売っていそうなものは、同じタオルでもちょっと・・・な気持ちに。あ、しま●らだから安物だろうとかダサいとか、そういう問題では決してありませんよ。気分の問題です。
定番とされているものだけれど、ちょっと気をつけたいもの
消耗品は喜ばれるということで、石鹸や洗剤を贈られる方がいますよね。個人的には、あまり嬉しくないなーって思います。我が家では、決まった石鹸・洗剤を使っているからです。このあたりのものは、こだわる人はこだわるものです。我慢して使うのもちょっと嫌なので、ずっと引き出しの奥に入れっぱなしになってしまうことも。。。
特に、贈る相手が結婚している場合は、毎日奥さんが洗濯しているので、気に入ったものを使用している場合が多いのです。逆に、男性の単身者等でしたら、洗剤や石鹸等の消耗品も喜んでもらえるのかもしれません。
地域指定のゴミ袋も、確かに消耗品で助かるだろうって思うのでしょうが、いただいた方からすると、ワクワクしながら開けてゴミ袋だと、正直テンション下がってしまいます。。
金額はどれくらいのもの?
一般的には、1,000円前後と言われています。実際には、800円から1,000円くらいが多いようでした。500円や1,200円など、安すぎたり、高すぎたりしても、逆に目立ってしまう感じを受けました。
のしはつけるの?何て書くの?
引越しの挨拶程度なら、のしなんてつけなくていいんじゃないの?とお思いではありませんか?私もそう思ってました。でも、お店の人につけるもんだと言われ、へ~なんて思いながら一応つけておきました。
でも、実際に、自分が挨拶される立場になってみると、のしはぜひつけて欲しい!と思いました。なぜなら、一度聞いただけでは、名前を覚えきれないからです。玄関から帰った途端、もう名前を忘れてしまっていることもしばしば・・・。のしはつけておいたほうが絶対にいいです。
さて、引越しののしにはなんて書くのでしょう。
水引の上に「ご挨拶」と書くのが一般的なようです。そして、水引の下には、必ず苗字を忘れないでください。これが、何よりも大切なことです。苗字が難しい場合は、横にふりがなを入れておくのもいいですね。読めないままだと、いつまでも名前を憶えてもらえません。
また、水引は紅白の蝶結びで、外のしにします。
まとめ
引越しって、ちょくちょくするものではないですから、どうしていいかいまいちわかりませんよね。いろいろ書いてきましたが、あれこれ頭を悩ませても、恋人間などの贈り物と違って、もらう方ってそこまで気にしていません。引越しの時は、とにかく忙しいですから、タオルやお菓子でさらりと済ませてしまうのもおすすめですよ。
番外編として、のしのついた粗品の他に、メッセージカードに家族構成等を書いてくれた方もいました。何歳の子供がいます、など。もらった方は自分の子供と同じ年齢の子がいるのか気になることもありますし、小さな子供がいる場合は、騒がしくて迷惑をかけることもあるので、ひとこと添えておくのもいいかもしれません。ご参考までに。。。